2009年11月8日日曜日

原子炉起動:柏崎刈羽7号

2009/11/08 8日正午,43日ぶりに再起動し,臨界に達したと明らかにした.順調に進めば10日ごろから発電を再開し,今月中旬までに営業運転へ移行する準備を整える.  同原発は中越沖地震(07年7月)で全7基が被災し運転停止していたが,7号機は復旧作業を最も早く終えたとして今年5月営業運転に移行する直前の7月,燃料棒に微小な穴が開き放射性物質が漏れるトラブルが見つかり,東電は9月26日に原子炉を止め,漏えいが見つかった燃料集合体1本を含む計100本を交換していた.    

2009年11月6日金曜日

制御棒駆動装置故障:美浜1号

2006/11/06

原子炉の停止用制御棒の動作確認作業中に,制御棒駆動装置の電源が故障したことを知らせる警報が発信された.原子炉から引き抜こうとした制御棒8本のうち,1本が適正な位置からわずかにずれていたという.関電が原因を調査中.11月6日に予定していた原子炉再起動は,を延期.再起動時期は未定.    

2009年11月5日木曜日

原子炉起動:玄海3号

2009/11/04
第12回定期検査は,燃料の装荷を終了した.2009/11/05に原子炉を起動し,臨界に到達させ,2009/11/09には発電を再開する予定.

発電再開後は,徐々に出力を上昇させながら各種装置の調整運転を行い,2009/11/02には経済産業省による総合負荷性能検査を受検し,通常運転に復帰する予定.【pr

なお,今回の燃料にはMOX(プルトニウム燃料)が装荷されている.
 
 

放射性廃液を海に誤排水:柏崎刈羽1号

2009/11/05

原子炉格納容器酸素分析計の湿分を取り除く排水配管が,福島第2原発1号機と同様,誤ってストームドレン系配管に接続していたことが判明.

放射性物質「トリチウム」を含む水を,1カ月に約210ミリリットル,24年間,海に放出していた.

2009年11月2日月曜日

発電開始:福島第一5号

2009/11/02

2009/09/01以来,第23回定期検査を実施していた福島第一原子力発電所5号機(沸騰水型,定格出力78万4千キロワット)は2009/11/02 03:10,発電を開始した.今後,出力を定格出力まで上昇させ調整運転を続けたのち,12月上旬に経済産業省の総合負荷性能検査を受け,定期検査を終了する予定.

 今回実施した主な工事.

(定期検査中に実施した主な工事)
1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体548体中116体を取り替えた.
2.残留熱除去系配管改造工事
   原子炉内で,水の放射線分解によって生成される混合ガス(水素・酸素)が蓄積・滞留する可能性のある残留熱除去系の配管について,混合ガスを連続して排出させるベント配管を新たに設置した.
3.主蒸気逃がし安全弁取替工事
   主蒸気逃がし安全弁全11台を同一設計の新品に取り替えた.
pr
 
 

2009年10月30日金曜日

定検開始:大飯3号

2009/10/31

2009/10/31から約4ヶ月の予定で第14回定期検査を実施する.
 
 

定検終了:浜岡3号

2009/10/30

2009/10/30 15:45,経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)が終了し,営業運転を再開した.
 
 

原子炉起動:福島第一5号

2009/10/30

2009/10/30 00:00に制御棒の引き抜きを開始し,原子炉を起動した.
2009/09/01から第23回定期検査を実施中.
 
 

蒸気乾燥器にヒビ:敦賀1号

2009/10/30

2009/10/30,定期検査中の敦賀原発1号機で,原子炉圧力容器内にある蒸気乾燥器(ステンレス製、重さ16トン)の溶接部分12カ所にひびが見つかったと発表した.いずれも仮溶接の部分で,機器全体の機能や強度に影響がないことから,原電は今後ひびを補修せずに運転することを決めた.原電は「現場の線量が高く作業員が被ばくをするリスクがあり,無理して直す必要はないと判断した」と説明している.

 蒸気乾燥器は、原子炉内で沸騰した蒸気から水分を抜く装置.建設時に仮留めした溶接部に,今回5ミリ~15・5センチのひびが見つかった.今月、同じ沸騰水型の東海第2原発(茨城県東海村)で4カ所見つかり,原電が調べていた.【毎日
 
 

2009年10月29日木曜日

線量計を携帯せずに管理区域に入域:福島第一原発

2009/10/29

2009/10/29 15:33頃,見学者4名の案内を行っていた東京電力社員5名が放射線管理区域である使用済み燃料輸送容器保管建屋に入ったとき,そのうちの1名が警報付個人線量計を携帯していなかった.【PDF
 
 

放射性廃液を海に誤排水:福島第二1号

2009/10/28

放射線管理区域内で手洗いに使用した雑水などの排水管に誤った接続が計16カ所見つかり,放射性物質「トリチウム」を含む水を海に放出していた.建設段階のミスとみられ,他の原発についても調査を始める.

東電によると,放出は今年4月,04年10月,01年8月の3回で計3440リットル.誤接続は,同原発の1号機5カ所▽2号機3カ所▽4号機2カ所▽廃棄物処理建屋6カ所.本来は廃液処理系統につなぐべき「再生水補給水系」などの排水管が,放射性物質を含まない水をためるタンクにつながれていた.

プラント建設当時に接続を誤ったとみられ,東電は28日,経済産業省原子力安全・保安院と県に報告した.今後,福島第1原発(同県双葉,大熊町)と柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市,刈羽村)の配管も調査し,誤りがあればつけ替え工事をする.

放水口から放出した水に含まれる放射能量は,最大約360,000,000ベクレルと考えられるという.
 
 

2009年10月28日水曜日

燃料プールに異物:浜岡1号

2009/10/28

使用済み燃料貯蔵プール内で,異物が見つかった.
異物は板状(縦横約3センチ)のものと円板状(直径約3センチ)のものの二つ.
燃料チャンネル着脱機の点検に当たっていた作業員が水深12メートルのプールの底にあるのを確認した.準備が整い次第、回収する。【静岡新聞
 
 

2009年10月26日月曜日

定格出力へ復帰:福島第二4号

2009/10/15,原子炉再循環ポンプ1台が停止し,出力が低下した.

原子炉再循環ポンプに電源を供給する装置※の部品の取替作業を実施しており,作業員が部品の配線を別の部品に接触させたことで短絡(ショート)したことが原因.

この作業は,定期検査時に実施できる(するべき)ものであり,定検期間短縮の要請から原子炉運転時に行ったと考えられる.

また,部品取替作業に係る手順等が作業要領書に具体的に定められておらず,短絡の可能性がある手順で作業を行っていた.

故障した装置内の部品を,新品に交換し,ショート防止の観点から,絶縁板等の改善を実施する.また今後は原子炉再循環ポンプに電源を供給する装置の部品取替作業は,原則として定期検査中に行うことにした,と東電は発表.
福島第二原子力発電所4号機の出力低下に係る原因と対策について

この事故以来原子炉熱出力を30%未満に保持した状態で運転を続けいたが,2009/10/22に当該原子炉再循環ポンプを起動し,出力を段階的に上昇させながら機器の健全性を確認し,2009/10/26 23:25,定格熱出力一定運転に復帰した.【pr

■※周波数変換装置(MGセット発電機).これはインバーターではなく,モーターで発電機を回して,周波数をコントロールするもの.
最新の原発は再循環ポンプの回転制御にVVVF(静止型可変電圧周波数装置)を使用している.古い原子炉でもVVVFへ交換しているものもある.
 
 

2009年10月25日日曜日

調整運転開始:志賀2号

2009/10/25

2009/07/10より第2回定期検査を実施した.2009/10/21に原子炉を起動し,2009/10/25 01:00に発電を開始し,定期検査の最終段階である調整運転を開始した.今後,徐々に出力を上げながら機器の性能等の確認を行い,11月中旬に経済産業省の総合負荷性能検査を受け,定期検査を終了する予定.
 
 

2009年10月24日土曜日

ナトリウム漏れ検出器トラブル続発:もんじゅ

ナトリウム漏れ検出器、電源故障で一時停止

 敦賀市の高速増殖炉もんじゅで23日午後3時6分ごろ,2次系ナトリウム漏えい検出器の点検作業中に,1次系と2次系のサンプリングポンプ計2台が一時的に停止するトラブルが発生した.

 同トラブルで,ナトリウム漏えいの検知ができなくなったとして,日本原子力研究開発機構(原子力機構)は午後3時15分,運転できる条件(運転上の制限)からの逸脱を宣言.ポンプの電源を仮設電源から本電源に戻したところ,2台とも同4時31分に復旧した.原子力機構は仮設電源がショートしたとみて詳しく調べている.【毎日


ナトリウム漏れ誤警報、9月にも2件発生

日本原子力研究開発機構は13日,敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で9月22日と24日にナトリウム漏えいの誤警報が鳴っていたことを明らかにした.24日は作業ミスが原因だったが,公表が遅れた理由について「点検自体は予定しており,漏れがないことがすぐ判断できるケースだった」と説明している.

 機構によると,22日は,塗装作業で出たほこりを2次系の煙感知器が検知した.24日は原子炉容器のガスサンプリング型検出器が発報.作業員が誤って回路をショートさせたため,検出器をリセットしようと電源を切ったところ,警報が鳴ったという.【毎日
 
 

2009年10月22日木曜日

ECCS復旧:浜岡4号

2009/10/22

定期検査終了直後に2009/10/19に動作不良となった浜岡原発4号機(御前崎市佐倉)の高圧炉心スプレイ機器冷却海水ポンプが,2009/10/21夜に復旧した.起動時に使用する流量検出部内の信号ケーブルコネクタの接触不良が原因だったため,同コネクタを交換した.

燃料体破損の疑いで手動停止:大飯2号

2009/10/22

2009/10/22 15:00頃から出力降下を開始し,23:00頃に発電を停止,23:30頃に原子炉を停止する予定.
その後,放射能の低減を図った上で,漏えい燃料の特定調査(シッピング検査等)を実施する予定.

2009/10/19

定格熱出力一定運転中の2009/08/31,1次冷却材中のよう素(I-131)濃度と希ガス濃度が前回の測定値を上回ったため、燃料集合体に漏えいが発生した疑いがあるものと判断し1次冷却材中の放射能濃度の測定頻度を上げて(よう素濃度:3回/週→1回/日、希ガス濃度:1回/週→1回/日、全放射能濃度:1回/月→1回/週)監視を強化し運転を継続していた.

その後、1次冷却材中のよう素(I-131)濃度は約1Bq/cm3から約11Bq/cm3の間で推移しており,運転上の制限値(63,000Bq/cm3)に比べて十分に低いものの,10月6日頃から希ガス濃度が上昇傾向にある(9月1日から10月6日まで約560Bq/cm3から約1,730Bq/cm3で推移していたところ,10月7日から10月18日まででは約1,650Bq/cm3から約8,560Bq/cm3に上昇)ことから,漏えい燃料の特定調査を実施するため,今週中に原子炉を停止することとした.【pr
 
 

高レベル廃液漏れ:六ヶ所再処理工場

2009/10/22

 日本原燃は22日、試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)で、高レベル放射性廃液の疑いがある約20ミリリットルの液漏れがあったと発表した。外部への放射性物質の影響はないとしている。

 原燃によると、同日午前2時ごろ、高レベル放射性廃液のガラス固化体を作る建屋内を洗浄する作業の準備中、作業員が配管の下の受け皿に液がたまっているのを見つけた。作業に使うクレーンのチェーンが配管のふたに接触したことが原因とみられる。

 原燃は液の成分を調べている。高レベル放射性廃棄物の製造工程ではトラブルが続発している。
47news


本日1時55分頃,高レベル廃液ガラス固化建屋固化セル内の洗浄作業の準備中に,高レベル廃液を移送する配管の閉止フランジの下に設置しているトレイを点検したところ,トレイ内に液だまりがあることを確認した.その後,録画画像により調査し,8時10分に固化セル内の漏えいと判断した.

 録画画像から,洗浄作業の準備に使用していたクレーンについている補助ホイストのチェーンが閉止フランジの把持部に接触して,閉止フランジ部から漏えいしたことが確認された.なお,漏えいは停止している.

 当該フランジ部上流の供給槽の液位及びエアリフトのエア流量を確認したところ,異常は認められなかった.
 発見した漏えい液の漏えい量は約20㏄と推定され,放射能濃度等については現在調査中.
 また,本事象による周辺環境への影響はなく,作業者の被ばくもない.【pr
 
 

けが:福島第一4号

2009/10/21

定期検査中の原子炉建屋,原子炉冷却材濾過系の濾過脱塩装置室で,作業員がはしごから約2.5m転落.肩の骨を骨折,両かかと打撲.【PDF
 
 

2009年10月21日水曜日

原子炉起動:志賀2号

2009/10/21

2009/07/10から第2回定期検査を実施していた.これまでに計画していた停止中に行う各機器の点検,および全燃料872体のうち100体の燃料取替が終了した.2009/10/21 22:00,原子炉を起動した.
24日頃に発電を開始し,11月中旬に経済産業省の総合負荷性能検査を受け,定期検査を終了する予定.